一口馬主(ミラクルカクテル)

ラクルカクテル 10/10(上原厩舎) 10日の東京競馬では好スタートを切り、3番手の好位を追走。いい形で直線へ向くも追い出してからの伸びがじりじりとなり6着。「遅いと聞いていたスタートを決めていいポジションにつけることができました。センスはありますが、まだ馬が若くて、いかにも頼りないといった感じでしたね。体の硬さが目立っていて、伸び伸びと前に脚を伸ばせず、極端なピッチ走法でちょこちょこと細かく走っていました。馬場が悪かったから余計にそのような走りになっていましたね。また、他馬に体を併せたときに耳を絞っていて、進もうという気持ちが欠けていたようにも感じました。おそらくまだ肉体面がパンとし切れていなくて、体力的に苦しさがある分、気持ちのほうにも影響が出ているのだと思います。長い目で見て、ゆっくりと育ててあげれば変わってくるはずですよ」(蛯名騎手)「装鞍所でイレ込んでいたし、精神的に繊細なところを見せていました。ただ、遅いと思っていたスタートをポンッと決めてくれましたね。ゲート試験のときが遅かったし、金曜日に確認のため練習したときも遅かったのですが、本番ではこちらがビックリするくらいでした。実戦タイプということでしょう。好位で流れに乗れていたし、センスのあるところを見せてくれました。追ってからもう1段ギアが上がらなかったのは調教と同じでしたが、体に硬さがあるし、まだまだ幼さがあるのでこれから力をつけていけば変わってくるはずです。調教を積むに連れてスクミのような感じで筋肉の疲れを若干見せるときもありますので、レース後の状態をよく見てからこのあとをどうするか判断していきます」(上原師)課題としていたゲートも問題なく、しっかりといいスタートを決めて本番でセンスの良さを見せてくれました。まだ、体力面が不足していますし、体質もパンとしていないことから調教ではそれほど無理をさせていません。精神面での繊細さもありますし、心身ともにしっかりしてくれば、さらにいい走りが繰り出せるようになるでしょう。今後はレース後の状態を見てから判断しますが、少しでも疲れた様子を見せるようであれば無理せずリフレッシュさせることを考えています。 ※クラブより許可をもらって掲載しています にほんブログ村 競馬ブログへにほんブログ村 株ブログへ